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希みが丘クリニック
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2017年12月18日 [心療内科・精神科]

入院が必要となるタイミング

 精神科・心療内科に通院中の患者さんが症状が悪化し、入院治療が必要になる時があります。どういう状況の場合か説明します。

 @自傷他害の可能性がある時  他人や家族を傷つけたり、自殺の可能性があると判断された場合です。
 
 A食事が食べられなくなった時  食事がほとんど入らず、体重もどんどん減少し、身体的にも衰弱している場合です。

 B幻聴・被害妄想が出現してさらに悪化している時  幻聴・被害妄想ますます激しくなり統合失調症を発病する可能性がある場合です。

 C家族が限界に達した時  患者さんの世話をしている家族がその負担に耐えられなくなり、生活が破たんする場合です。

 D極端に不潔となった時  一日中寝ていて、入浴もしない、着替えもしない、歯磨きもしないなどで著しく不潔になった場合です。

 その他いろいろあるかと思いますが、最終的には精神科病院の外来担当医が決めることになります。医療保護入院という、強制的な入院も可能です。家族の同意に基ずく入院です。患者さんの意思による入院は任意入院といいます。患者さんが未成年の場合は両親の同意が必要となります。

 適切なタイミングで入院治療を受けることが大切です。  


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