自分自身待つこと、人が多くて混んでいることのが大嫌いです(嫁さんによると異常とのことですが)。当院受診の患者さんに待たせてはいけないと思い、毎日相当な努力・配慮をして極力診察待ち時間ゼロを目指しています。医者としての仕事というよりも、患者サービスに力を入れているわけですが、サラリーマン時代の日本IBMで学んだマーケッティングセンスによるものと勝手に解釈しています。それでは完全予約制にすればすむことですが、ここにも役所による規制がありそれは認められていません。現在の常識では意味のない規制と思いますが、そんなことで役所による不必要な注意指導・懲罰を受けるのも困りますから、違反しないように配慮しています。初診の方は一時間ほどかかりますので完全予約制です。
それでも、本日そうでしたが土曜日は細心の注意を払いながらも、想定外に診察に時間がかかったりすると待ち行列ができてしまい、患者さんに迷惑をかけてしまいます。サッカーで言うとディフェンスラインがくずれた状態です。しかし、患者さんの状況によっては診察時間が長くなるのは当たり前のことで仕方ないと思っていますが。
精神科医療においてはどうしても時間がかかるのは避けがたく、患者さんの待ち時間に配慮しないと4、5人の患者さんが同じ時間に受診するとそれだけで一時間ぐらいの待ち時間が生じます。これでは就労している方、主婦の方などには我慢できない時間と思います。よく大学病院などで三時間待ちの三分診療と言われますが、そんなに患者さんが多いわけではなく、待ち行列に対する配慮がないからだと思います。 当院では土曜日に受診される方は、月曜日から金曜日はフルタイムで働いて平日受診できない方が集中しますので大混雑します。それで土曜日のみ再診の方にも予約をお願いしています。
土曜日の診察時間は当院では平日と同じく、午前9時から午後6時までです。