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休職圧力
2018年01月25日 [心療内科・精神科]
 当方が診察場面で、日頃使用している言葉で「休職圧力」というものがあります。

 本日も患者さんの上司より、診察時に同伴要求がありました、悪い予感がしましたので断りました。以前のブログでも書いたように当院では職場関係者の診察同伴は認めていません、守秘義務違反や個人情報保護違反に該当するからです。

 「休職圧力」とは役所・会社や上司が、患者さんに長期間休職するよう圧力をかけることです。または、休職中の患者さんの復職を認めない場合も含みます。人件費等のコスト意識に乏しい、公務員や教職関係に多いです。

 今まで経験した圧力のかけ方として、上司が患者さんの両親(すでに80代)に直接電話したり、面談に妻や両親を呼び出したり、両親宅に直接訪問したりします。

 休みがちな職員は、いっそのこと休職して欲しいといのが本音のようです。もちろん公務員は休職中も給料はほぼ全額支給されますし、解雇されません。そのコストは納税者である国民の負担です。ガンの患者さんにも同様に対応しているか興味があるところです。

 10年以上前のブログで「うつ病治療も官民格差」を投稿しましたが、全く改善されていません。

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