会社が復職を認めない
2017年12月21日 [心療内科・精神科]
当院でも休職中で、復職を目指して努力されている患者さんが多いです。
以前はその判断を主治医に丸投げするケースが多かったのですが、最近は人事や産業医等会社側で判断するというのが増えた印象です。それは、良いことですが何か裏の本音がある場合があります。
精神疾患となり休職者が増加し、復職しても再休職する人が多いため、会社側も慎重になっているとも言えます。しかし、開業以来17年の経過を見ると、本音では患者さんが自己都合で退職するのを期待している場合があります。これを「復職妨害」と当方が命名しました。
「薬を飲んでいては復職は認められない。」 「通院中ならばまだ治っていないから、まだ復職できない。」と会社側が言う場合は要注意です。その他主治医の診断書にやたら注文を付けたり、駄目だしする会社もあります。
精神疾患が治癒してからでないと復職できないというのは大きな誤解です。背景には、一部のうつ病治療専門医と称する精神科医の責任があると思います。
以前はその判断を主治医に丸投げするケースが多かったのですが、最近は人事や産業医等会社側で判断するというのが増えた印象です。それは、良いことですが何か裏の本音がある場合があります。
精神疾患となり休職者が増加し、復職しても再休職する人が多いため、会社側も慎重になっているとも言えます。しかし、開業以来17年の経過を見ると、本音では患者さんが自己都合で退職するのを期待している場合があります。これを「復職妨害」と当方が命名しました。
「薬を飲んでいては復職は認められない。」 「通院中ならばまだ治っていないから、まだ復職できない。」と会社側が言う場合は要注意です。その他主治医の診断書にやたら注文を付けたり、駄目だしする会社もあります。
精神疾患が治癒してからでないと復職できないというのは大きな誤解です。背景には、一部のうつ病治療専門医と称する精神科医の責任があると思います。